やっかいな友、1型糖尿病との暮らし

劇症1型糖尿病(Type1Diabetes)を罹患したおやじぃの日々日常です。

1型糖尿病と闘うには

1型糖尿病と闘うには、という見出しがついた夕刊記事。
製薬会社、日本イーライリリーが1型糖尿病の患者を対象に年1回「リリー インスリン50年賞」を設け表彰してきている。夕刊の記事では二人の表彰者の50年を超える闘病を紹介している。

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                                                           2017 年8月10日付け 毎日新聞東京本社版夕刊

14歳で発症した方は5年入院、現在と違って朝晩の注射は近くの病院でしてもらい、その後自己注射が保険適用されるとすぐそれを使い始めた。40歳が近づいた頃合併症で人工透析になったという。

12歳で発病した方は、使い捨て注射器が使えるまで、ガラスの注射器を毎回煮沸消毒して使うという日々大変な手間をかけていた。

 

多様なインスリン製剤が登場して、1型糖尿病患者にとって治療環境は随分進んでいる。しかし1型糖尿病患者にとっては血糖値を測って必要なインスリン注射をするという大原則は変わらない。

 

その中で今、Apple Watchが非侵襲の血糖値測定を開発中という朗報もある。

患者は、大原則なことをより負担なく済む医療機器、より効能確かなインスリン製剤の開発を望んでいる。