劇症1型糖尿病に罹患した時から、怖いことは三大合併症と聞かされていた。それは神経障害、腎症、網膜症。それに糖尿病は動脈硬化の原因になり心臓病や脳卒中を引き起こす。
そんなことから日々血糖値の数値に神経を使い、HbA1cの数値に一喜一憂している。
しかし、この新聞の記事によると、糖尿病患者の死因の推移が年々血管障害による死亡は減少し、代わってがん死の割合が増えてきているという。糖尿病の人はそうでない人に比べがん発症のリスクが高いという。
がんの予防と言われるが、何を、どうすればいいということは皆目見当がつかない。1型糖尿病の患者として血糖値のコントロールをするということはよく分かることなので、これはこれから先も日々安定するように心がけることである。
一病を持っているものとしては、この記事にあるように、がんを発症した場合、その一病ががん治療にさまざまな影響を及ぼすであろうことは、理解できる。そのような気持ちでこの記事を読んだ。