やっかいな友、1型糖尿病との暮らし

劇症1型糖尿病(Type1Diabetes)を罹患したおやじぃの日々日常です。

欠かせないインスリン投与

インスリンは食事前に打つのが速攻型のノボラピッドで、これを食事のたびに1日3回打っている。打つ量は単位数で表し、医者から指示されるが、今は朝と昼14単位、夜は12単位を打つようにしている。
寝る前には基礎のインスリン、トレシーバを20単位打つ。これはベースのインスリンで24時間効き目があるといわれている。

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単位数はその日の血糖値の数値や、食べる量などで微調整するようになる。インスリン治療で一番気をつけなければならないのが低血糖を起こさないことだ。低血糖の自覚症状は人により異なるようで、自分自身はあまりないが、低血糖になると思考能力が落ち、冷や汗をかき、次第に意識朦朧としてくる。このようになるので車の運転には低血糖にならないように注意することが肝心になる。

退院して一年くらい経った頃、夕飯前に低血糖症状になり意識混濁から気絶し、妻が救急車を呼んで病院に運ばれたことが一度あった。倒れて医者に処置され3〜4時間後に自宅に帰ることができた。
今でも月に数度、低血糖になることがある。低血糖は血糖値が70mg/dL以下になることをいい、50mg/dL以下30mg/dLを切ると危ないと思われる。
低血糖の処置としては糖分の補給であるが、病院や薬局で処方されるブドウ糖があれば良い。特に寝る前、血糖値が低い場合はチョコレートが有効だ。